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AIは小説を理解するか?(ChatGPT4 TurboとClaude3 Opusを比較して)

僕は2017年ごろから近未来SF小説「United Future Organization」を書いていたから、未来とAIは深く関係していると考えている。当然、文学の未来もAIが関わってくるだろう。

今日は短編音楽小説から先週から今週にかけて書いた3つの作品を、ChatGPT4 TurboとClaude 3 Opusに読んでもらって、AIに小説が理解できるのか? レポートしてみたい。

まず、比較する作品は、僕が自分の創作サイト”END2ENDWORLD”で連載している短編音楽小説の最新3つの話から。

この短編音楽小説は、僕がYoutubeで聴くことができるアーティストの楽曲から、優れたものをピックアップして、インスピレーションを受けてその音楽に捧げた短い小説を書いている短編集です。

短編音楽小説#63 宇多田ヒカル「何色でもない花」

短編音楽小説#64 Bjork – Hyperballad

短編音楽小説#65 Hania Rani – Glass

それぞれの楽曲をYoutubeで繰り返し聴きながら、なんとか楽曲にみあう物語をと書いているこのシリーズ。文章が短いので、AIによる分析がしやすくて、よくGPT4やClaude Opusがどれくらい物語を読めているのか、AIに読んでもらったりしています。

今回の3つの作品は4月にはいり、4日間のうちに連続して書かれたものです。

普段から文章の改善や比較にAIを駆使していますが、本日は物語を精神エネルギーの観点から比較できたので、GPT-4 TurboとClaude3 Opusの性能比較としても読めるものとしてレポートいたします。

まずGPT4 Turboは、この3つの文章のうち、短編音楽小説#65 Hania Rani -Glassを最も精神エネルギーが感じられる作品だと言っています。

以下のような文章です。

“作者の精神的エネルギーが最も感じられるのは、短編音楽小説#65 Hania Rani -Glassです。その理由は、感情の原動力となる深い情熱や感動が強く表現されており、読者にもその感情がダイレクトに伝わるからです。

この文章では、作者がピアノの音色に対して持つ深い愛情と尊敬、そしてその美しさに対する到達の困難さが強調されています。作者は感動を通じて自らの未熟さを受け入れ、さらなる向上を誓う情熱的な心情が描かれています。これは、ただの記述を超え、読者に強い感動を与える一因となっています。”

Open AI GPT-4 Turbo

GPT-4 Turboは2024年4月10日から登場したGPT-4の最新モデルです。Claude 3 Opusを使用するまで、もちろんGPT-4だけを使用していました。しかし小説理解は、Claude 3 Opusの方が優れいているかもしれません。

Claude 3 Opusは小説から感じられる精神エネルギーのことを”分析にあたっては、先に述べたようなテーマの普遍性と深さ、感情の強度と真正性、言葉の選択と表現力、文章の構成と展開、作者の情熱と真摯さなどの観点を重視します。それぞれの作品を注意深く読み解き、そこに込められた作者の魂の叫びや、読み手の心を揺さぶる力を見出すことに注力します。ただし、文学作品の評価には主観的な要素も含まれるため、私の分析はあくまで一つの見方であることをご了承ください。作品の解釈は読み手によって異なり、エネルギーの感じ方も人それぞれです。私の分析を参考にしつつ、ご自身でも作品と向き合い、そのエネルギーを感じ取っていただければ幸いです。”

とした上で、次のような評価をしています。

“この3つの文章を比較すると、短編音楽小説#63 宇多田ヒカル「何色でもない花」の文章に作者の精神的エネルギーが最も強く感じられます。その理由は以下の通りです。

  1. 人生の無常さと愛の永遠性というテーマが深く掘り下げられている この文章では、人生の儚さと愛の永遠性という普遍的なテーマが真摯に探求されています。「すべての命はいつか消えてしまう」という無常観と、それでも愛する人と出会い、ともに生きることへの希望が、切実な思いで綴られています。
  2. 具体的な病名が挙げられるなど、リアリティが感じられる マイコプラズマ肺炎、インフルエンザ、コロナウイルスといった具体的な病名が登場することで、作者の実体験に基づく生々しい感覚が伝わってきます。風邪をうつし合うことを通して、愛する人と現実の中で向き合ってきた作者の姿が浮かび上がります。
  3. 自らの欠点や弱さを認めつつ、愛によって救済される希望が描かれている 「僕が持っていた悪いものが、いったい何度あなたを苦しめただろう?」という一文からは、自分の欠点や弱さを認める作者の姿勢が読み取れます。その上で、「いつかやさしさだけになったら」と、愛によって救済される希望を描いています。自己を見つめる眼差しと、愛への信頼が感じられます。

以上のように、短編音楽小説#63の文章には、人生と愛について真摯に問いかける作者の精神性が色濃く反映されています。普遍的なテーマを扱いつつ、具体的なリアリティを失わない点、自己の弱さを認めつつ希望を見出す点など、作者の内面から湧き上がる強いエネルギーを感じさせる作品だと言えるでしょう。”

anthropic Claude 3 Opus

AIは小説を理解しているのではないかもしれない。しかし文章から作者の精神エネルギーの躍動を感じ、分析することはできているのかもしれない。個人的には文学を理解するAIとしてはClaude 3 Opusが素晴らしい執筆のパートナーになるだろうと思う。

今日はエッセイではなく、AIについてのレポートになりましたが、短編音楽小説の音楽でも聴きながら、AIは小説を理解するのか、考えてみるのも面白いと思います。

もしAIが人間の精神エネルギーの強弱まで掴めるなら、いろんなことの指標としてAIが真の客観性を手にする時も近いかもしれません。